みこもかる通信~web版~第19回       災害時の水の準備、できていますか?

第19回  災害時の水の準備、できていますか?

 今日9月1日は、「防災の日」です!
 防災の日とは、「政府・地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風・豪雨・豪雪・洪水・高潮・地震・津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資する」ために制定された防災啓発デーです。
 防災の日は、1923年(大正12年)に起きた関東大震災の教訓を忘れないために、1960年に制定されました。また、9月1日は立春から数えて210日、雑節の中では「二百十日(にひゃくとおか)」の日にあたります。この「二百十日」は強風が吹くとされ、農家さんにとっての厄日として知られています。 
 実際に9月は台風が来る季節であり、防災意識を高めて欲しいという意味が込められています。

 災害時の水の備えはできていますか?

 災害発生時、水道やガス・電気等のライフラインが止まってしまうことが想定されます。災害時に1日あたりで必要になる水の目安は、1人あたり飲料水と調理用水で3L、生活用水(手洗い・洗顔・トイレ等)で10~20Lとされています。

飲料水の確保は、保存水がお勧めです!

 飲料水・調理用水の備えとして私たちができることは、「保存水を必要量確保しておくこと」です。保存水は今、スーパーやホームセンター、通販で簡単に手に入れることができるようになりました。保存水は賞味期限が非常に長いため、長期間保管しておいても安全に飲むことができます。

保存水、賞味期限が長いのは何故?? 保存料とか入っているのでは??

 大丈夫です!保存水が安全に長期保存できるのは、ちゃんとした理由があります。

 このような理由で、保存水は保存料や消毒剤を使わなくても腐ることは無く、長期保存が可能となっています。一度開封してしまうとその水の安全性は保証されないため、開封後は早めに飲み切りましょう。商品によっては5年・7年・10年と様々な種類がありますので、賞味期限を確認しながら購入・管理していただくと安心です。

生活用水の確保は、どうしたら良いの??

 生活用水10L~20Lの確保はどうしたら良いでしょうか?
 そんな時に役立つのが、浴槽です。一般的な浴槽は、目いっぱい水を入れると約180L溜めることができます。日常的に浴槽に水を貯めておくと、いざというときの生活用水に使うことができるため、日々の備えとして推奨されています。
 また、地域の防災用井戸の場所を確認しておくことも、非常に有効です。松本市でも、災害時協力井戸の登録制度が2024年から始まりました。市町村ホームページに災害時協力井戸の場所が載っているので、確認しておくと安心です。また、井戸水を一時的に貯めておくための大きなタンクもあるとより良いですね!
 一般のご家庭の井戸水も災害時協力井戸の登録が可能ですので、お住まいの市町村に問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

ご家庭の井戸水、災害時のためにも水質検査をしましょう!

 ご家庭の井戸の水質が安全であれば、災害時に上下水道機能が停止した場合でも井戸水を飲料水及び生活用水として利用することができます。また、厚生労働省飲用井戸等衛生対策要領では、飲用井戸における年に1回以上の水質検査が求められています。
 安全確認として推奨されている検査項目が以下一覧です。

検査項目名 基準値
一般細菌 1mLの検⽔で形成される集落数が100以下
大腸菌 検出されないこと
亜硝酸態窒素 0.04mg/L以下
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 10mg/L以下
塩化物イオン 200mg/L以下
有機物(TOC) 3mg/L以下
pH 5.8~8.6
異常でないこと
臭気 異常でないこと
色度 5度
濁度 2度

 これらの項目の検査をすると、井戸水が汚水等に汚染されていないかがわかります。

検査料金:9,900円(税込)

 上記の料金で水質検査を承っています。専用の容器を無料で貸し出しておりますので、お気軽にお問合せください。

 ご家庭の井戸水、庭の水やりだけではもったいないと思いませんか??水質検査をして、もしもの時に備えましょう。また、地震や洪水の影響で、飲料水として使用している井戸水に濁り等水質の変化が起こる場合があります。そういった際にも安全確認が必要となりますので、井戸水で気になることがありましたら、長野県薬剤師会検査センターまで、お問合せください。

℡ 0263-32-0276  涌田(わくた)

ねこ好き研究員 ねこ田